子どもの歯磨きは子供用の歯磨き粉で!

歯磨き粉には子供用と大人用が用意されています。大人用の歯磨き粉でも嫌がらないからと、お子様に大人用の歯磨き粉を使ってしまってはいませんか?
子供用の歯磨き粉と大人用の歯磨き粉はフッ素濃度の上限が異なりますので、6歳未満のお子様には必ず子供用の歯磨き粉を使ってもらうようにしましょう。

歯磨き粉に配合されているフッ素は大人用が上限1,500ppm、子供用が上限600ppmとなります。6歳未満の子どもはエナメル質が完成していないことから、高濃度のフッ素が継続的に取り込まれてしまうと斑状歯が表れてしまうリスクがあるのです。
この斑状歯とは、歯のエナメル質が白く濁ったように見えてしまう症状のことをいいます。最初は白く濁った状態、さらに進行すると黄色や褐色の斑点となり、重度になると歯全体に斑模様が表れてしまいます。

このような事態を避けるためにも、お子様にはきちんと子供用の歯磨き粉を使って歯を磨かせましょう。

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